手術をしない腱鞘炎・ばね指の治療
当院の腱鞘炎治療
手の痛みを起こす疾患で日常に多くみられるのが腱鞘炎です。
腱鞘は腱が浮かび上がるのを防ぐ作用があり(図1)、腱鞘内で腱と腱鞘が擦れあって痛みを起こすのが腱鞘炎です。腱鞘炎の原因は腱鞘が狭くなるとともに、腱が腫れて太くなることがわかっています。
腱が太くなって腱鞘内が窮屈になりすぎると、腱がひっかかってばね指になります。
腱鞘炎の手術は腱鞘を切り開くだけですが、これでは腱鞘の存在が無意味になってしまうため、手術をしない治療が望ましいところです。
当院では腱鞘炎やばね指にリハビリや外用薬・内服薬・注射等、手術をしない保存的治療を行っています。