理学療法士
こどもむけシリーズ:ターンアウトは“あし”のどこが動(うご)いている?
さかい整形外科ではお子さまから大人の方までバレエの患者さまがいらしています。
このブログではお子さまから大人の方まで、バレエをするときに体にいいことや気を付けることについてお伝えしたいと考えて、お子さま向けの記事も書いていくことにしました。
今回の内容はターンアウトと関節の動きについてです。
バレエはいつもターンアウトの姿勢をしています。
ターンアウトをするときに、どこの関節が、どのように動いているか一緒に見てみましょう。
骨のイラストと写真を見てみます。
上から
①股関節
②膝関節
③足関節
に赤い丸をつけています。
この3つの関節の中でターンアウトをするときにどこが動いているでしょうか?
こたえは…
全部です!!
それでは次に3つの“あし”の関節をさわってみましょう!
自分の“あし”の関節をさわれましたか?
それではターンアウトをするときに3つの関節の中でどこが一番たくさん動くでしょうか?
こたえは①の“股関節”です。
①の股関節からターンアウトを開くことで“あし”にやさしく、きれいなターンアウトができます。
さらに②の膝関節や③の足関節もすこしだけ動きます。
ぜひレッスンのときにターンアウトがどこから動くかイメージしながら体を使ってみてください。
さかい整形外科ではダンス経験がある理学療法士やダンサーの健康を守るための知識を持った理学療法士がバレエの動きに合わせて体の使い方をチェックして、ケガを治すためのリハビリを行います。また、ケガの後にダンスや舞台に立てるまでのサポートもしています。
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