理学療法士
デスクワークの姿勢で体に負担をかけていませんか?
コロナ禍を経て、リモートワークを選択される方も増えてきました。
長時間のデスクワークで首や肩、腰などに痛みを訴える患者様が当院に多くいらっしゃるため、体への負担が少ない姿勢についてご紹介していきたいと思います。
良い姿勢写真

椅子に座っている姿勢では耳たぶ(耳垂)と肩(肩峰)、骨盤(坐骨結節)の位置が直線になるような姿勢が理想とされています。
良い姿勢は重力に対して筋肉が効率よく働くことが出来る姿勢になります。
この姿勢から逸脱してくると、重力を軽減できず、筋肉が緊張しすぎてしまうため、首や肩、腰に不調をきたしやすくなります。
悪い姿勢①~頭が前方に落ちやすい方~
悪い姿勢写真

頭が前方に落ちやすい方は首の骨がストレートになりやすく、ストレートネックなどの診断をされる方が多いかもしれません。
人の頭は約4㎏の重量があります。前方に落ちることで首の関節や筋肉に負担がかかりやすくなります。
悪い姿勢②~背中が後ろに丸まりやすい方~
悪い姿勢写真

背中が後方に丸くなりやすい方は背中から腰にかけての筋肉が伸長されて腰痛が起きやすいです。
悪い姿勢③~反り腰になりやすい方~
悪い姿勢写真

反り腰になりやすい方は腰の筋肉が縮まり、緊張しやすいため、腰痛が生じやすいです。
次回の記事では姿勢をよくするためのエクササイズを紹介していきます。
当院では、専門の知識を持った理学療法士が姿勢の確認から患者様に適した運動の提案や環境へのアドバイスなどを行っています。
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